みんなに会えるんがええんよ

「朝5時起きでいくやなんて、大学入っても絶対ないわ」「ほんまやなぁ」「でもなぁ、行ったら、なんかお手伝いあるやん、そしたらみんなに会えるしあれがええわ」「同窓会みたいやな」「そうそう、みんなに会えるんがええんよ」。「高校って一瞬やから楽しみや!って先輩に言われたけど、ほんまやな」「3年なんて一瞬やわ、それに2か月も家にいた訳やし」「1年生をほっとくわけに行かへんしなぁ」「部長はA子かなぁ、でも今日も喋ったけど頼りないんよ、なんか役あるかな」「そら部長しかないやろ、ただ動じないところがいるしなぁ~」…

琵琶湖線で大津から京都へ帰る電車の4人がけの前にジャージ姿の高校生。Tシャツの胸にト音記号がついていたから吹奏楽部に入っている高校3年生だったんだろう。本を読んでいたらドウソウカイという言葉が聞こえ、なんとなく聞き入った。「みんなに会えるんがいいよ」という言葉にハッとする。同窓会がコロナ禍で延期が無期延期になり、なかば意地になっている自分に気付く。そっか素朴に「みんなに会える」ことが素直にいいと思えるのが同窓会だったと教えられる。気長に行こう、あんなに暑かった夏だってそろそろ終わるんだから。

大津からの帰り道

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