内田也哉子の話

「誰しも父と母がいる」不意を突かれた気がした。あたりまえのことを言われると。

子育てと家族をテーマに内田也哉子のトークを聴く。父は内田裕也、母は樹木希林、パリに留学しているときに本木雅弘とエアーメールで文通し大学を休学して結婚したのは19歳なのだと。彼女の人生はよくわからないが、とても面白いし子育て系の「専門家」の話より相当奥が深い。「普通の家庭など何処にも無いのだ」とも言い切っていた声にこの放送を聴いていた悩める母親たちはどれほど頷いただろう。「家族は他人とそれほど変わらない」家族であるというのはある種の幻想でもあるし、先にそう思ってしまえば納得できる部分もあるなと。とにかく人は「360度の見方があるうちの一方向しか見てはいない」のだからそれも、見ていないということ理解した方が人そのもに近寄れる…。

冒頭の言葉。今は孤独で誰にも相手にされず、不遇な人生で明かりも希望も無いとどん底にあっても「誰しも父と母がいる」と気がつけば何か勇気が湧いてくる。どんなに悪辣でどんなにぐーたらな両親であっても今の今を迎えているのは父がいて母がいたからだと。人は自分一人で生まれてはこない。あたりまえのことだが忘れていた。

名木川右岸にて
1つ星 ←いいね!してね!😉
読み込み中...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

前の記事

記憶に残るもの

次の記事

市井に埋もれる